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常勤医を増やすには

複数の医師紹介会社で常に常勤募集をしている病院で、日当直をしている。外来ナースにその辺のところを色々質問してみる。今月もまた医師がひとり辞め、困っているという。就職した医師が長続きしないとナースサイドでもやりづらく、是非良い人を紹介して欲しいと言われた。そういえば、以前日当直した某中央グループの病院でも同じようなことを言われた 常勤医を増やすにはどうしたら良いのだろうか。この病院の常勤医の給与水準は低くない。むしろ良い方だと思う。給与以外に何か不満があるのだろう。

動きが早い!

私は「土日日当直」の案件に関心がある。条件の良い病院なら土曜の夕方から月曜の朝まででまとまった金額を稼げるからだ。現在、固定枠も持っているが、収入増のために常に次の案件を狙っている。基本的には、地図やYahoo!の病院情報を見て「この病院は当直医を採るかな?」と考えてアタックしていくのだが、医師紹介業者のサイトをチェックすることも欠かせない。[PR]医師と病医院をつなぐワーキング情報サイト

毎日複数のサイトを巡回して、新しい案件をチェックするようにしている。最近思うのは、とても動きが早いことだ。まあまあの案件は医師紹介業者のサイトに掲載されると一週間以内に決まってしまうようだ。 ある業者に最近載った案件、初めて見る案件(他所では見たことのない案件)だったので問い合わせてみた。月に週末を2回以上潰すには覚悟がいる。自分ひとりで持つのは不可能なのでバイト仲間とシェアしようと思っていた。過去の経験から、「すぐに決まってしまうだろうな」と思っていたが、仲間が「もっと良いのが出るかもしれないからもう少し待とう」というので、「お試し勤務」をさせてくださいとお願いし、やる気のあるところを見せて病院側につれなくされないようにする作戦で待ってみた。・・・しかし、一週間もしない間に全て決まってしまったようだ。実は、このパターンは2回目。ひとりで月2回以上土日は潰せないから、自分で即断即決でおさえてしまうことはできない。これがジレンマだ。無理を承知でおさえてしまうくらいの強引さがないとこの市場で勝っていくことはできないかもしれない。 美味しい案件は本当に逃げ足が速い。また思い知らされた。また美味しい案件を発掘できるように研究を続けることにする。

いい医局外勤の口が減っている

「日経メディカル」という雑誌があります。時々別冊として(35歳以下の医師を対象とした)「日経メディカルCadetto」という別冊が送られてきます。数日前に第3号が送られてきた。いつも、医師のキャリア形成・医師の結婚・資産形成など、ちょうど我々の年代が気になっていることをタイムリーに特集していて面白い。今号では「たかが東大、されど東大」と題して東大の医局の裏・表に迫っている。私のような他大学の医局に属するものは自分の医局と比較して読んでみると色々な発見があり面白い。 さて、気になる記載があったので書いてみる。複数の異なる医局に属する東大の医師の座談会形式をとった特集。東大でも医局の力が弱っており、「良いアルバイトを紹介する機能が落ちている」という意見があった。東大なら、都内の優良企業の関連で多数の美味しいバイトをガッチリおさえているものと思っていた(実際そうだったようだが)。しかしそれにも陰りが見えるという。自分のところだけかと思っていたが東大でさえそうなのだから、恐らくこれは全国的な流れなのだろう。大学にいる医師の多くは無給で、バイトで生活している。所得水準が維持できなくなれば、いつまでも大学にいるわけにもいかなくなる。独立行政法人化された国立大学は毎年交付金が削減されるなか、いかにして稼ぐ(科研費を取ってくるということだが、大学病院でも稼がねばならない)かが重要になってくるが、それを支える多くの無給・薄給医を支えるバイトは表には出にくいが実はいちばん切実だ、良いバイトが減れば大学に人はいなくなる。

コンビニ病院で当直

俗に「コンビニ診療所」とか「コンビニ病院」と呼ばれる診療所・病院があります。24時間やっていて、時間外でも極力断らずに診るのを売りにしています。こういうところでバイトすると当然忙しいので、あまり勤務してきませんでしたが給与が良かったので一晩当直してみました。 ここで当直するのは実は2回め。約1年前にやはり一泊しましたが、そのときより給与水準が高かったのでそれにつられて行ってみることに。18時に入って、23時くらいまでは頻繁に電話が鳴って、頑張って患者を取りました。救急車も結構受けました。0時過ぎからはピタッと静かになり、朝まで平和でした。前回は一緒に当直したナースが感じ悪かったので「こんな雰囲気じゃあとても続けられない」と思って定期勤務を断ったのですが、今回はテキパキしていて、感じも悪くなく、良い印象でした。毎週は無理ですが、スポットで行ってみようかと思っています。 コンビニ病院は「3日前から便秘だったけど、夜中の3時にきました。」というような患者が多くて客層が悪いかと思いましたが、そうでもありませんでした。「24時間いつでも診ます!」というような看板を掲げているので、かかるほう(患者側)にはありがたいでしょう。私はこういう看板を診ると、何だかそれだけで緊張してしまうのですが・・・給料が良ければ我慢できますし、給料もらってるから救急車も取ろう!という気にもなります。医師の待遇を改善すれば医者は集まります。

病診連携は難しい

医局から派遣されているアルバイト先の病院は地域の中核病院が多い。外来をやっていると紹介される一方でどんどん患者数がふえていく。最近までは(アルバイト先が公立病院ばかりだったので)深く考えず増える患者を黙々とこなしていたが、最近行くようになった病院は民間病院で病診連携を重視している。安定した患者はどんどん診療所に紹介せよ、というのだがこれがなかなか難しい。 初めてお会いする患者さんはほとんどが礼儀正しく、私に好印象を持って欲しいという気持ちが伝わってくる。短期間に医者が数回変わって、不安だというのがベースにあるのだと思う。結構遠くから通ってくる患者さんも多い。そういう方には「この病院はご自宅から遠いので通院が大変じゃありませんか?病状も落ち着いているのでよろしければ近くの先生をご紹介しますよ」と言うと、大方の患者さんは「ずっとこちらで診ていただいているので・・・」という反応である。嫌がる患者を無理に紹介することはできない。数年前、県内の公立病院が崩壊したときに医局から「外来撤収部隊」が派遣された。残された外来患者を全て紹介するために、その病院の外来を週一日ずつ受け持って、全ての患者に「外来は無くなるので他所に行ってください」とお願いするのだ。私もそれを担当し、毎日数十通の紹介状を書いた。転院を嫌がる多数の高齢者を無理に紹介した。罪深いことをした。あまりこのようなことはしたくない。 その病院は地域の診療所の先生の専門などをまとめた冊子を外来ブースに置いてくれている。内容はかなり充実している。これに類するものを置いている病院は多いが、今まで見た中で最も充実している。カルテで患者さんの住所を確認し、自分で購入した地図で場所を確認して、その冊子からお勧めのクリニックを選別し勧めていく方針だ。外来をやりながら冊子を徐々に追加・修正してバージョンアップしていけると良いと思っている。私の診療科は医師不足が深刻な産婦人科や小児科でなく内科であるが、地域医療の崩壊で、内科の患者さんも大病院志向なのだと思う。

医師紹介会社の情報漏洩

医師紹介会社の情報漏洩。過去にも触れたこの問題。また大変驚かされる出来事に遭遇したのでご報告する。
「PR}医師と病医院をつなぐワーキング情報サイト

以前にも情報漏洩を起こした某社。やはり危ない。先日、アルバイトについて先日電話で問い合わせをしたところ、メールで返事が来た。返事が遅かったので、結局自分で病院に電話して確認する羽目になった(確認した翌日に業者から返事があった)のはまだ許せるとしても、問題はその返信のメール。どういうメールの書き方をしているのか知らないが、他の医師がメールでエントリーしてきたそのメールに上書きする形で私にメールを送っているのである。当然、その医師の情報(幸い、詳しい個人情報などは書かれていなかったが)がこちらに筒抜け。本当に危険な業者である。その業者のデータベースから自分の情報を全て削除したいくらいだ。

求人側病院の意識

旧国立病院で、民間に買収された病院に今月から非常勤で勤務しています。個人で契約したのではなく、医局からの応援で週一回というかたちです。その病院の部長クラスの先生がにご挨拶した際に、別の先生との世間話として言っていたことが印象に残りました。経営側(買収した法人側)は、紹介業者経由で応募してきている医師とどんどん面談しろとその先生に言ってくるそうです。しかし、その先生は「どこの馬の骨ともわからないヤツを取るのはどうか・・・今まで医局派遣に頼ってきたのに、それ以外から人を取るなんて、義理人情を欠いたやり方で僕にはできない」というようなことを言っていました。その病院は絶望的に人がいないわけではないのですが、もうちょっといたらもっとアクティブにできるだろうな、という感じです。 ずっと医局派遣に乗ってきた先生はそのような考えになってしまうのか、と思いました。確かに、先日も書いたようにとんでもないフリーター医師がいるのも確かですが、自分の意思で転職を考えている医師は着実に増えています。全てを否定してしまうと、なかにはいい先生がいるのにそれを見落とすことになりかねません。

某医師紹介業者からのアンケートに思う

某医師紹介業者からアンケートが来ました。新しいサービスを開発するヒントにしようと考えているのでしょう。私はこの業者をサイト内検索で情報収集する目的でのみ使っています。こういうアンケートは医師紹介業者側がどのような視点でものを考えているかわかり、面白いので返答してみました。 どうも、医師向けSNSをやってみようと思っているようです(既にやっている?)。複数社が登録医師向けSNSをやっていますがどうなのでしょう。私の場合mixiだけは何とか維持できても、もうひとつSNSに参加して活動していく時間的・精神的余裕がありません。このブログも放置気味ですし。新たな SNSを立ち上げてもあまり医師は参加してくれないのではないでしょうか。 私のような面倒くさがりの医師にとって「あったらいいな」と思えるサービスを、アンケートに答えているときに思いつきました。yahoo,google などが提供しているようなツールバーを無償配布するのです。IEなどに組み込んで使います。その人の希望のアルバイトや常勤の情報を予め登録しておけば、いちいちサイトにアクセスして取りにいかなくても新着情報が自動的に表示されます。あるいは、ぷららが提供しているような「gooぷららバージョン」のような形で、自社の情報をトップに表示させるようカスタマイズさせた有名検索エンジンをトップページにしてもらうように誘導します。 ちなみに私は「My Yahoo!」をトップページにしてあり、複数の紹介業者のホームページを「マイ ブックマーク」に登録して画面左側に一覧表示するようにしてあります。ここから入ると、各社ごとに新しいタブでページが開かれて便利です。開発コストがどれくらいかかるかはわかりませんが、私の提案するようなツールバーができればいちいちページを開かなくてよいし、医師別に選りすぐった情報を個別に配信できれば業者・医師双方にメリットがあります。 最後に、「携帯版ホームページ」は複数社で提供されていますし、考えているところは多いようですね。ふたつの点が重要です。ひとつは(PC版もそうですが)情報量が多い方が強いですね。携帯からでも探す、というのは本当に必死でバイトを埋めようとしている状況です。携帯版は医師にとって、PC版よりも情報量の差が歴然と感じられる場です。探してもロクにヒットしない業者は使いたくなくなります。もうひとつは、使い勝手が悪いとまたアクセスしようという気にならなくなります。難しい課題ですが、PC版とほぼ同じ内容のことを携帯からでもできるようにしてあげることが大事ではないでしょうか。 新着情報を頻繁にメールで送ってくる業者が複数あります。企業の姿勢としては良いことだと思いますが、ジャンク情報を頻繁に送りつける業者もあり、そう思われると「また送ってきた、見ずにすぐ削除」となってしまいます。そうなっていることをその業者は知っているのでしょうか。面倒でも、登録医師全員に「どういう情報が欲しいのか」調査をして、オーダーメイドで欲しい情報を送るかが勝負になります。そういう質の高いメールがくれば(多くの先生は業者メールは携帯転送しているでしょうから)即返事が来ます。・・・このように設備で努力しても限界はあります。最後にものをいうのはエージェントの質ですね。

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