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卒後10年目の内科医です。現在大学病院勤務です。アルバイトを通じて経験を積むことでキャリアアップを目指します。

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アルバイト医師の日記
楽しいアルバイト医師生活を提案します
「最期まで自宅」は1割、国の目標と乖離
6月6日のキャリアブレインニュースから。
※多数ある医師紹介会社の中でも、キャリアブレインは独自にニュース配信を行っています。時々、こういういいニュースを配信してくれるんですよね。

(引用)国民の6割が病院以外での看取りを希望しているとして、在宅死の割合を2025年までに4割に引き上げるという厚生労働省の目標について、神奈川県保険医協会が実施した県民意識調査では、「最期まで自宅を望む」と答えた人が1割程度にすぎず、厚労省の“思惑”と現実には大きな乖離(かいり)があることが 6月6日までに分かった。青森県保険医協会が昨年行った調査でも、同様の結果が示されており、終末期医療の在り方が問われそうだ。

 終末期医療については、厚労省の「終末期医療に関する調査等検討会」が04年にまとめた報告書で、「(看取りについて)自宅を希望している国民が約6 割」と発表。これを受け、厚労省は「患者の意思を尊重した適切な終末期医療を提供する」として、25年までに自宅等での死亡割合を現在の2割から4割に引き上げることを目標に掲げている。

 神奈川県保険医協会では、脳血管疾患の終末期医療に関して、県民がどう考え、どのような不安を持っているかなどを把握するため、60歳以上を対象に意識調査を実施。3月からの約1か月間に回収できた143件を集計した。

 脳血管疾患や認知症などで入院中、退院を勧告された場合に希望する療養場所については、「別のリハビリテーション病院」が39.8%、「長期療養できる医療施設」が14.6%と、医療系の施設が過半数を占めた。これに「介護施設」の12.5%を合わせると、自宅外を望む人が66.9%となった。
 一方、「自宅」と答えた人は21.6%。このうち3分の1以上の人が「現在は(自宅で療養する)条件がない」とした。

 また、自宅で療養中に肺炎などの疾患を併発した場合の療養場所については、「(必要な治療を受けるために)病院に入院を希望する」が58.7%、「介護施設」が15.3%で、「(医療や介護を受けながら)最期まで自宅を望む」は12.5%にとどまった。この「最期まで自宅」という希望に関連して、実際に「自宅で看取ってくれる」と答えた人はゼロだった。
 病院に入院することを望む人に、その理由(複数回答)を尋ねたところ、「回復の可能性があるなら、治療を受けたい」が53.5%、「自宅や施設での治療内容が不安」が45.2%に上った。

 さらに、家族による自宅での看取りについては、「無理」が45.9%で、「看取ってくれる」は9%にすぎなかった。
 自宅で最期まで療養する場合の課題(同)については、「家族の負担が大きすぎる」が55.9%、「(容態の)急変時の対応に不安」が49.6%、「家族の高齢化」が43.3%などだった。

 在宅死については、青森県保険医協会が590人の県民を対象に実施した調査でも、脳血管疾患や認知症などで入院中、退院を勧告された場合に希望する療養場所について、「リハビリテーションができる病院」が47%、「長期療養できる医療施設」が14%と、医療系の施設が60%を超えており、「自宅」は 11%だった。(引用終わり)

田舎の公立病院や老人病院で働いている立場から言えば、家族による自宅での看取りを期待してはいけません。そんなことをしようにも、高齢者夫婦だけの世帯や、高齢者の独居が余りにも多い。これらの場合はまず不可能です。では、現役世代が同居している場合はどうか。現在の社会構造では、80代の高齢者を看取るの立場におかれるのは殆どが「団塊の世代」です。まだ現役の人が多く、仕事を休んで介護などできません(生活できなくなります)。もともとサラリーマンだった場合で退職した団塊の世代でも、経済的余裕のある人は少ない。多くはアルバイトなどをしています。彼らに自宅看取りをさせるのは結構大変です。実際に介護するのは団塊世代夫婦だけでしょう。その子供は同居していない可能性が高いです。団塊世代夫婦の負担(肉体的、精神的、そして経済的)が非常に多くなる。大家族で、6-7人いればマンパワーもあり、一人当たりの負担も少なくて済むので看取り可能でしょうが、平成の日本にはそんな世帯はほとんどありません。「在宅死4割」は家族に過大な負担を強いることになるのは間違いないと思います。




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