先日、舛添大臣が言っていた医学部定員増。こんな形になるようです。
文部科学省は30日、政府が2007年にまとめた緊急医師確保対策で大学医学部の臨時定員増が認められたことを受け、09年度から定員増を計画している 26大学から、6月末までに計122人分の定員増の申請があったと発表した。昨年度末までに申請済みの12大学57人と合わせ、計38大学で179人の増員申請となった。(30日 23:01日本経済新聞)続きはキャリアブレインニュースから。
申請があったのは以下の大学。
旭川医科大(北海道)09年度定員107人(7人増)、弘前大(青森)115(5)、東北大105(5)、秋田大115(5)、山形大115(5)、群馬大105(5)、新潟大115(5)、富山大100(5)、金沢大105(5)、福井大105(5)、山梨大115(5)、浜松医科大(静岡)105(5)、名古屋大103(3)、三重大115(5)、滋賀医科大105(5)、鳥取大85(5)、岡山大105(5)、山口大100(5)、高知大100(5)、熊本大105(5)、宮崎大105(5)、琉球大102(2)、岩手医科大95(5)、自治医科大(栃木)113(3)、順天堂大(東京)95(5)、兵庫医科大102(2)
緊急医師確保対策は、大学医学部の入学定員について、全都道府県を対象に09年度(公立大学は 08年度)から最大で9年間にわたり5人増(北海道は15人増)を認めている。医師の確保が必要な医療機関で9年以上勤務することを返還免除の条件とする奨学金を設けて、地域への医師の定着を図ることなどが条件。
また、和歌山県立医科大や横浜市立医科大など、医学部定員が80人を下回るなどの条件を満たす都道府県には、最大で20人の定員増を08年度から恒久的に認めている。 問題もありますが、現実的な方法として自治医大方式が地域医療の再生には最も効果的だと思います。今回の定員増はこの方式に沿ったものが多く評価できます。医師不足を解消することは喫緊の課題でありますが、急激な供給増加は労働市場を歪めます。そういうトラブルを起こさないように進めていって欲しいと思います。
最後にひとつだけ。
先日、民主党が過激な政策を発表していて驚いた。医師不足を解消するため、現在約8000人/年である医師供給数をプラス4000人するというのだ。いきなり1.5倍にするってどういうことでしょうか。現在の医学生のことを少しでも考えているのでしょうか。急激に供給を増やしたら若手医師に相当のシワ寄せが来ます。当座の人気取りのために適当なことを言っているとしか思えません。これまで民主党には少し期待していましたが、これで愛想が尽きました。