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転職の理由は明確に

 当直中、暇つぶしにm3.com careerで医師紹介会社のメッセージを読んだ。某社のエージェントになかなか良い文章を書く方がいらっしゃる。今回も、面白い文章があったので転載する。(以下、一部変更して転載)

転職理由は先生によって様々です。そしてまた、転職先に求める条件というのも先生方によって異なります。しかし、ある一定の共通項があります。
それは、『今よりも自分にとって良い環境になること』です。当然のことのようですが、悲しいことに、先生によっては転職活動をしているうちに、『自分にとって何が一番重要なのか』を見失ってしまう先生もおられます。

例えば、ある小児科医師は5社以上の転職支援会社に登録をし、色々なエージェントから‘高額案件’を紹介されるようになりました。
その先生が本来、次の勤務先に求めていたことは『家族との時間が持てること』でした。しかし、複数の会社に登録し、高額案件ばかりを見るようになり、初めは『週4.5日勤務で、土日休み、外来診療のみで年俸1300万円位あれば…』と考えていた条件が、いつの間にか『4週7休、当直 週1回、新生児対応はなく病棟管理、年俸2000万円以上』という条件に変わっていってしまいました。

その先生は、(某社)のエージェントや奥様からの説得で、途中で
『何の為に転職するのか』ということを改めて考え直すことが出来た為、本来の希望条件に沿った病院へ就任を決定することが出来ました。しかし、そのままエージェントからの誘導によってご自身の本来の希望とは異なる道へと誘導されていたら・・・と考えると、恐ろしく感じます。

(引用終わり)
「おおっ、これって俺のこと?」
と思ってしまうくらい的を射た指摘。医師紹介業者のサイトを見ていると、どうしても年俸に目を奪われてしまう。「ここは1500万、あっちは1800万かぁ。もっといいところないかな?」っていう感じで。無意識のうちにそれに囚われてしまっていることがある。わが身を振り返って、カネに目が眩みがちな自分を反省した。いくら2000万くれて当直なしでも倒産寸前の病院だったり、完全な療養型で自分のスキルが錆び付いてしまう恐れのあるところは敬遠したくなる。転職するというのは現状を変えたいからであって(もちろん、とにかく収入を増やすことに専念するという選択肢だってあるが)、自分のやりたい医療ができる・好ましい環境がある転職先を探すことが重要なんだということを再認識させられた。

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