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卒後10年目の内科医です。現在大学病院勤務です。アルバイトを通じて経験を積むことでキャリアアップを目指します。

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アルバイト医師の日記
楽しいアルバイト医師生活を提案します
ウクライナ:連立政権崩壊
グルジア紛争以降、次のターゲットはクリミア半島と言われてきた。そんな中、ウクライナでは決定的な動きがあった。連立政権の崩壊だ。
9月16日 毎日新聞
【モスクワ大木俊治】ウクライナ最高会議(国会)は16日、ユーシェンコ大統領派とティモシェンコ首相派の親欧米連立政権が崩壊したと宣言した。議会では当面、親露派野党「地域党」を交えた連立・多数派工作が進められる。その組み合わせ次第で、北大西洋条約機構(NATO)加盟方針など大統領の対外政策が変更を迫られる可能性もある。

9月16日 日本経済新聞
ウクライナ議会で16日、ユーシェンコ大統領派とティモシェンコ首相派の親欧米2党による連立解消が決まった。親ロシア勢力も交えた新たな連立工作が予想されるが、大統領が議会解散・総選挙に踏み切る可能性もある。ロシアが水面下で介入しているとみられ、欧米諸国も巻き込んで政情不安が広がる恐れがある。

日経の記事では「ロシアの介入」とある。元KGBのプーチン首相の指示で様々な工作が行われているのであろう。動き次第では、親欧米政権からロシアの衛星国に戻るのが決定的になるだろう。

マスコミに載らない海外記事さんに詳しいが、「ハートランド理論」を提唱したハルフォード・マッキンダーによれば、まさにウクライナはハートランドである。「マスコミに載らない海外記事」から引用する。
マッキンダーは、「ハートランド」と呼んだものを支配する、アメリカ世界戦略の死活的な重要性の概要を描いた。彼はハートランドを、北部の内陸ユーラシア、基本的には、ロシア-ウクライナ-ベラルーシ、つまり当時のソ連邦、として定義していた。(中略)マッキンダーは、1943年のロシアの戦略的な重要性を、1914-18年のフランスのそれに例えた。「ロシアは、本質的にフランスと同じパターンを繰り返すが、北東方向ではなく、西方向に開かれた辺境地帯を有する、より大規模なものだ。今回の戦争において、ロシア軍は、その開かれた辺境地帯を横断して、整列した。その背後には、ハートランドの広大な平原があり、それを縦深防御と戦略的退却に使うことができる。マッキンダーはアメリカ人の政治論読者に指摘していた。「…もしもソ連が、この大戦後、ドイツに対する勝者として登場すれば、ソ連は世界最大のランド・パワー…戦略的に最強防衛陣地の大国となるに違いない。ハートランドは地上最強の自然要塞なのだ。」

このようにウクライナは「ハートランド」であり、ここを握った者が覇権を握るのである。1918年、ドイツは革命の起きたソ連と和平を結ぶにあたりウクライナの割譲を要求したし、その後のヒトラーもバルバロッサ作戦で(モスクワとウクライナ両方同時に攻略することの危険性を指摘されながらも)ウクライナ占領にこだわった。ロシアとしてはウクライナを保持しないと、特にNATO加盟は阻止しないとNATOと直接国境を接することとなり、国防上大きな問題となる。ポーランドへのMD配備、チェコへのMDレーダー設備配備が決まってしまったのでウクライナは絶対に譲れないはずだ。

テーマ:ニュース - ジャンル:ニュース

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コメント
すっかり見逃しておりました。
drarbeitさん

少しご無沙汰です。Mです。
貴重な情報ありがとうございます。少し体調を崩し気味で、ニュースチェックを怠っておりました。ついにウクライナ親米政権崩壊ですか・・
カラー革命後、親米政権下にあったウクライナがロシアよりになる。コーカサス地方における今後の情勢に大きな影響を与えそうですね。

ロシアにとってはグルジアに続き、ウクライナといいこと続きにも見えますが、一方ロシアの株価指数RTSはだだ下りですね。確かあまりに下落が激しいので、金融取引を一切停止したとかしないとか・・・

政治ではロシアが勝ち、経済では欧米がなんとかロシアに一発パンチを入れられたというところですかね。
[2008/09/19 07:36] URL | M #EGTCt1XI [ 編集 ]

大暴落
こんにちは。お体の具合はいかがでしょうか。
今日、「ロシア政経ジャーナル」の最新号が配信されていましたが、ロシアは株価が下がっても原油価格60ドル以上で維持できれば余裕だそうです。米国は悔しいでしょうが借金で首が廻らず、新たに戦争もできないでしょう。
[2008/09/19 12:29] URL | drarbeit #r3kzzzgY [ 編集 ]

これから仕事に向かいます。
drarbeitさん

お気遣いありがとうございます。Mです。
おかげさまで体調は回復してきました。

同じタイミングですね。私も今、仕事へ向かう電車の中でその記事を
チェックしたところでした。先日彼の最新刊も購入しました(まだ読みかけですが・・)。

今のまま行くと80ドル付近までは下がるかもしれませんね。ただ、米国発の経済危機が今回で終わったとはとても思えませんので、次の暴落時にまたドル安となる可能性がありますね。そうなるとまたコモディティ高となるのでしょうかね。(=ロシア安泰)

北野さんの取り上げられ方を見ていると、最近の記事などは特に、若干どこかの利権を考えて、インテリ意識の高い人を少し誘導しているような感じもしないでもないですが、大筋で「難しいことを簡単に言う」という路線が私好みなので愛読しております。

松藤氏などは、北野さんより、よりメディアにかわいがられている気がするので、8割信じて2割疑うというような読み方がよいのですかね。8割の知識が私など一般人にとっては非常に有益なので、勉強させてもらってます。
[2008/09/19 14:26] URL | M #EGTCt1XI [ 編集 ]

北野氏
こんにちは。コメントありがとうございます。
北野氏の新刊は私も読みました。明日、拙い感想文が配信予定です。プーチン氏の記憶力が抜群であることが書かれていましたが、頭脳明晰でKGBで鍛えられたプーチン氏に日本のひ弱な政治家が太刀打ちできるとは到底思えません。日本の教育システムに改善の余地がある、という主張は非常に説得力がありました。
松藤氏は確かロシアは将来没落するようなことを著書で述べられていたように思います。この点では北野氏と全く違いますね。100%正しい人はいないと思うので、両者の良いところを取れればと思います。
[2008/09/19 17:55] URL | drarbeit #r3kzzzgY [ 編集 ]


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