中国共産党(中共)は尖閣諸島問題では一切譲歩しない構えだ。福田前首相がまとめたガス田共同開発はどこへ行ったのか?
12月9日 日本経済新聞 尖閣諸島への調査船派遣、中止せず 中国 【北京=佐藤賢】中国外務省の劉建超報道局長は9日の記者会見で、中国の海洋調査船が尖閣諸島(中国名・釣魚島)付近の日本領海に侵入したことについて「中国が主権を有する海域だ。調査船をいつ再び派遣するかは中国が決めることだ」と述べ、調査船の派遣を中止する考えはないとの立場を強調した。「(13日に福岡県で開く)日中韓首脳会談に影響を与えるとは思わない」との認識も示した。
過去記事でも取り上げた北野幸伯氏の「隷属国家日本の岐路」でこの問題が論じられている。興味のある方は是非お読み頂きたい。
・中国は「平和ボケ」日本とは違い、国防を切実に考えています。 ・・・日本サイドから見ると、「中国が尖閣諸島と東シナ海の 日本領海を侵略する可能性は高い」となります。(p137)
北野氏によると、中共は尖閣諸島の実効支配を目指しているという。特に、米国が日本でのプレゼンスを少しでも低下させる傾向があればそれを具体化させるだろうと説く。もちろん対米隷属ではなく、緩やかな自立へのシフトが望ましいわけだが、金融危機の今、米国は自分のことで精一杯である。対北朝鮮でも譲歩を重ねている。尖閣を守るために核を持つ中国と対決するとは思えない。一方の中国では輸出急減による輸出産業での首切りが相次いでいる。国民の不満が高まる可能性は高い。江沢民の時代、ガス抜きのターゲットは常に「小日本」であった。胡錦濤国家主席は軍部を掌握できていないともいう。中国国内の不満が高まり軍部が暴走したとき、胡主席が彼らを抑えられるか?米軍が本当に動けるか?注意深く見守りたい。
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